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近年急増する「梅毒」その危険性

梅毒は梅毒トレポネーマが原因の性感染症で、肛門や唇などにしこりができ2〜3週間で消えます。しかし梅毒トレポネーマの菌が全身に広がっていて、赤茶色のできものや発疹などが現れてきます。倦怠感や発熱など全身症状が出てきて、不快な症状が広がってくるでしょう。梅毒は現在急激に感染者が増加していて、以前は減少傾向にありましたが2011年頃から感染者が急増しています。若い女性を中心に増えていて、妊婦から新生児への感染が原因による先天性梅毒の感染も確認されています。妊婦がこの病気になると流産するリスクもあるので注意が必要です。感染してから症状が出るまで3週間で、感染の心当たりがある日から検査ができるようになるまでの期間は4週間です。時間の経過と共にいろいろな症状が現れてきて、3週間や3ヶ月・3年を目安にして身体に異変が生じるでしょう。そのまま放置していると症状が消えることがありますが、病気は気付かない内に重症化していきます。

梅毒は性感染症で段階に応じて区分することが可能です。初期梅毒1期は感染してから3週~3ヶ月で、性器や肛門、唇などの感染部位において痛みのないしこりができます。鼠径部のリンパ節が腫れたり、軟骨のようなしこりができますがそれが破裂し硬性下疳と言う潰瘍になるのです。病変部には菌が存在するので、パートナーに感染することが多く感染症の中でも強いので注意が必要です。初期梅毒2期は感染してから3ヶ月~3年で、菌が血液を通じて全身に広がり皮膚や粘膜などにおいて発疹の症状が見られるようになります。倦怠感や発熱などの全身症状が出てきて、赤茶色のできものや特に手足に小さな斑点が出てくるでしょう。風邪のような症状が多く、発熱や倦怠感、リンパ節の腫れや関節痛などが現れます。丘疹性梅毒疹という大きさが小豆やエンドウ豆ぐらいの赤胴色の結節を確認することが可能です。梅毒性乾癬が現れ、手掌や足底などに赤銅色の湿り気のある斑ができたり乾燥するとフケみたいになります。梅毒性バラ疹は目立たない紅色の斑が全身に見られるようになり、扁平コンジローマは肛囲や外陰部などに薄い紅色や灰白色の湿り気のあるイボが出来ます。梅毒の治療にはペニシリンなどの抗生剤を利用することができ、病気に応じて内服することが可能です。一昔前は恐ろしい病気でしたが、今では治療することができる感染症です。いろいろな抗生剤が提供されているので、早期発見・早期治療することによって不快な症状を改善することができます。妊婦などは流産する可能性が高いので、早めに医師に相談することをおすすめします。

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